マニラで一番有名で、日本人が行っても比較的安心して買い物できるローカル市場といえば…
カルティマールマーケットです!
マニラ在住の日本人は皆さんご存じではないでしょうか?
ローカル市場というと、ちょっとハードルが高いと思われがちですが、その中でもカルティマールは市場内も比較的整備されていたり、ぼったくりの値段をふっかけられることもほとんどなく、東南アジアの現地の市場の活気を感じられたり、いろんな食材店で買い物することができるので、マニラ在住日本人はもちろん、観光としてきた方にもおすすめしやすい場所です。
マニラ在住の私にとって、なんといっても一番嬉しいのが『新鮮なものが安く買える!!』こと!
ほとんどの食材がスーパーよりも新鮮で尚且かなり安く購入できるので、毎週1回はカルティマールに食材を調達しに行っています。フィリピンの自炊生活のなによりの味方です!
今回の記事では、ほぼ毎週通っている私が、カルティマールのウェットマーケットを紹介します。購入の仕方や執筆現時点でのおおまかな野菜や果物や鮮魚の値段、魚の鱗や内臓などの下処理を英語で依頼する言い方、そしてカルティマールに行くときに注意するポイントなど、カルティマール市場のメインであるウェットマーケットを安全に楽しめる方法をまとめていますので、是非最後までご覧ください。
『カルティマールマーケット』のアクセス・店舗情報
住所: Cartimar Public Market, Cartimar Ave, Pasay, Kalakhang Maynila
営業時間:4:00am-6:00pm(Sun.-Sat.)
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ウェットマーケット大調査
カルティマールの『ウェットマーケット』とは『野菜や果物、精肉、鮮魚』といったような王道の?物が売られているエリアです。
カルティマールのこちらも私が良く利用しているおすすめ店です☟


生鮮食料品、特に魚や肉をのエリアでは床を水で掃除することも多いので床がいつも濡れているので、『濡れている床=wet market (ウェットマーケット)』というのだとか。
実際にこの場所で捌いたりしているので、時間が経つにつれて、匂いが気になる人はいるかもしれません。午前中に行くと、そんなに匂いが気にならないのでおすすめです。
カルティマールのウェットマーケットは基本的に商品の値段が書かれていないので、気になるもの欲しいものがあったら、『How much is this?』と値段を確認します。
私の経験上では、カルティマールで、(明らかに外国人の見た目の私に対して)高い料金をふっかけられたことはないので、安心していいかと思いますが、フィリピンきたばかりで各商品の相場がまったく想像つかない方や、高く言ってない?と疑問を持った場合は、周辺の違う店舗にも行って、同じ商品の値段をいくつか聞いてみればよいかと思います。
カルティマールの果物売り場
ウェットマーケットの入口付近にあるのが、果物売り場。色鮮やかで美味しそうな沢山のフルーツが置かれています。
気になる果物の値段を聞いて、買う気になったら、欲しい量を言って購入します。
果物のおおよその値段☟(日によって変動有)
日本語 | 英語 | 値段 |
キウイフルーツ(グリーン) | Kiwi(green) | 30ペソ/個 |
キウイフルーツ(イエロー) | Kiwi(yellow) | 35ペソ/個 |
マンゴスチン | mangosteen | 20ペソ/個 |
マンゴー | mango | 40ペソ/個 |
ロンガン | Longan | 180ペソ/kg |
ふじりんご | FUJI apple | 30ペソ/個 |
カルティマールの野菜売り場
果物売り場から建物内に進むと、野菜を売っているお店が所狭しと並んでいます。
ここも、店員さん誰か1人を呼び止めて、欲しいものとその量を言うと、店員さんが次から次へとビニール袋に野菜を選んでいれてくれて、全部注文し終えると、それぞれの野菜の重さを測りで計測しメモ帳に手書きでそれぞれの値段を書いていき、電卓をたたき合計金額を出してくれます。
スーパーではなかなか見かけないものも、カルティマールにはほとんどあるので、欲しい野菜がほとんど手に入る点と、個装されていないのでその場で欲しい量だけを購入できる点がお気に入りのポイントです。(安さは勿論ですが!)
野菜売り場で購入すると、大きなビニール袋に入れてくれますが、持ち手がないものなので(大きな透明なゴミ袋のようなタイプ)、車で来ていないとかでそれをある程度長い時間持ち歩かなきゃいけない場合は、家から大きめなエコバックを持参することをおすすめします。
野菜のおおよその値段☟(日によって変動有)
日本語 | 英語orタガログ語 | 値段 |
にんにく | garlic | 120ペソ/Kg |
生姜 | ginger | 120ペソ/Kg |
もやし | bean sprouts | 180ペソ/Kg |
なす | eggplant | 180ペソ/Kg |
キャベツ | cabbage | 60ペソ/Kg |
レタス | lettuce | 60ペソ/Kg |
白菜 | Napa Cabbage | 60ペソ/Kg |
空芯菜 | kang kong | 10ペソ/束 |
人参 | carrot | 120ペソ/Kg |
玉ねぎ | onion | 160ペソ/Kg |
ピーマン | green pepper | 230ペソ/Kg |
きゅうり | cucumber | 120ペソ/Kg |
トマト | tomato | 70ペソ/Kg |
ニラ | Chinese chive or ニラ | 90ペソ/Kg |
さつまいも | sweet potato | 70ペソ/Kg |
大根 | Japanese white radish | 60ペソ/Kg |
長ネギ | leek | 120ペソ/Kg |
赤唐辛子 | red pepper | 50ペソ/Kg |
パクチー | Wansoy | 600ペソ/Kg |
しめじ | shimeji | 50ペソ/個 |
えのき | enoki | 40ペソ/個 |
カルティマールの精肉コーナー
野菜売り場を抜けて更に奥へと進むと、あらわれるのが、様々なお肉のコーナー。
その場で捌いていたり、かなり生々しい状態でつり下がっていたりするものもあるので、苦手な方はこのエリアではあまりキョロキョロせず通り抜けることをおすすめします。
私もそんなに得意ではないので、カルティマールマニアではありますが、唯一ここ精肉コーナーのみいつも素通りしていて、お肉はまだ買ったことがありません…!なので値段もすみませんわかりません…!
カルティマールの鮮魚コーナー
フィリピンのスーパーの魚介系って正直微妙なものが多いんです…!なんか元気がなく目も死んじゃってない?と思うものとか、なんとなく鮮度に欠けるイメージなんですよね。その割に結構値段が値段が高い…!
なので、フィリピンきた当初はお魚を全然買ってなかったのですが、カルティマールの魚はなかなかいいよ!という話を聞き、行ってみたら、ものすごい数の鮮魚がいて、スーパーに比べると元気がよさそうなものも多くて、もちろん値段は安いので、そこからお魚買いたいときはいつもカルティマールに行くようになりました。
しかも刺身用として食べられるマグロやサーモン、ウニも売ってて驚きました!「133番」のエリアが刺身用を購入できる場所です☟
フィリピンで刺身用を購入って私のお腹大丈夫かな…?っとちょっとどきどきしながらも、「マグロ」と「サーモン」のお刺身を購入して食べてみましたが、我が夫婦の場合はお腹の調子も問題なく美味しくいただけました!(ウニは500gパックになっていて2人夫婦では食べきれないのでここで購入したことはありません)
ただし、洗っている水は絶対水道水でしょうし、使っている包丁も清潔さ?も怪しい気はするので、自己判断でよろしくお願いします。
フィリピンの衛生面の注意ポイントはこちらでまとめています☟

私が気にしたポイントとしては、刺身用をお願いすると、そこのまな板で薄く何枚も切ってくれようとするのですが、できるだけリスクを減らすために、切らずに固まりでちょうだい!というように依頼して、自宅で自分で刺身サイズに切りました。
スライスは遠慮して、このサイズで購入し、
自宅で自分で一口サイズに切っています。
(この日は手巻き寿司にしましたー!福八で購入しているみき納豆を細かく切って一緒に巻くと最高です♡日本食大好き♡)
大好きな納豆はこちらで購入しています☟
ちなみに、この日はカルティマールで大葉を見かけたので試しに購入してみましたが(価格はちょと忘れてしまいましたが、たしか10枚5-10ペソくらいで激安でした)、残念ながら全然おいしくありませんでした…。
購入するときから、日本で食べてたのと比べて歯が大きいしごわつく感じで、怪しいかもなぁ、、とは思ったのですが、大葉っぽい香りは微かにするものの、別のハーブっぽい感じもしたり、口当たり悪く、葉っぱぽさをダイレクトに感じてしまう感覚でウェットマーケットで大葉を買うのはやめよう、、ちゃんと日本食材店にしよ…となりました。
お刺身は普通に美味しくいただけますよ!
我が家の水の使い分けについてはこちらにまとめています☟

あと、刺身を買いたいときは、鮮度が少しでも良いであろう朝一に私は行くようにしています!(遅くても7:00にカルティマール到着くらい)
ちなみに、鮮魚コーナーで購入する際はできるだけ細かいお金を持っていき、お釣りなしのぴったりのお金を渡せるのが個人的にはベストです。理由は…、このエリアの店員さんみなさん魚を持ったり洗ったりの濡れた状態の手でお釣りを返してくれるので、紙幣は濡れてヨレヨレしてるし、コインにも魚の匂い?がついていることが多いので、そのままお財布やバックに入れたくないからです。
鮮魚のおおよその値段☟(日によって変動有)
日本語 | 英語orタガログ語 | 値段 |
まぐろ(刺身用) | TUNA SASHIMI | 400ペソ/Kg |
サーモン(刺身用) | SALMON SASHIMI | 830ペソ/Kg |
鮭ハラス | salmon belly | 160ペソ/パック |
イカ | squid | 400ペソ/Kg |
アサリ | clam | 160ペソ/Kg |
パンパノ | Pampano | 300ペソ/Kg |
あさりは購入して自宅に帰ったら塩抜きをお忘れずに!
フィリピンきてはじめてパンパノというお魚に出会いましたが、脂がのった白身魚でとっても美味しくて大好きな魚です!
あっちなみに、お魚丸々1匹購入したことない…
自分で処理なんてできないよ…
という方、ご安心ください。
私、魚の処理全然したことなく、やる気もなく(すみません…(笑))、フィリピンで魚食べられないじゃなん、、!って思っていましたが、処理まで無料で毎回お願いしています!
パンパノという私の大好きなお魚は、鱗はないので、内臓だけとってもらって、あとは調理しやすいように半分にぶつ切りにしてもらうことが多いです。塩焼きとか煮つけが美味しいんですよ~!
参考までにとっても簡単な英語ですがこれで伝わるはずです☟(実際に三枚おろしをカルティマールで頼んだことはないので、できるかどうかはわかりません)
・内臓をとってください→Clean it, please.
・三枚におろしてください→Fillet it, please.
カルティマールの鶏肉コーナー
カルティマールに行くときの注意点
基本的に観光客の人にもおすすめしやすいマーケットということは言いましたが、やはりその周囲には観光客を狙って声をかけてきたり、ストリートチルドレンやスリを狙っている人もウロウロしているときもありますので最低限の注意は必要です。
私がマニラでおすすめしているエリアとは雰囲気が全然違いますので☟

カルティマールに行くときに私が注意しているポイントを参考までに書いておきます☟
・足元は特に汚れてもいいものを着用(ウェットマーケットというように床が濡れていて汚れる場合もあるため)【その他】
・ブランド品を身に着けない【治安対策】
・軽装で最小限のものしか持たない(私はショルダーバックのみ)【治安対策】
・お金はすぐ鞄の中にしまう【治安対策】
・財布を入れている鞄はしっかりチャックが閉まるもの(×トートバック)【治安対策】
・外にいる犬や猫には近づかない【衛生対策】
・鮮魚や精肉を購入する日は早朝に行く【衛生対策】
・鮮魚や精肉を購入したあと直帰しない日(冷蔵庫に入れるまで時間がかかるとき)は、クーラーボックスを持参して鮮度を保つ【衛生対策】
・刺身用を購入する際は、必要な量の塊をもらい、自宅で刺身サイズにカットする【衛生対策】
・車移動以外で購入したビニール袋を持っている時間が長い場合は、持ちやすいエコバックを持参【その他】
『カルティマールマーケット』の口コミ
こちらでも『カルティマールマーケット』の口コミやレビューが見られますので、ご参考までに☟
最後に
東南アジアらしい活気を比較的安全に感じられるカルティマールマーケットはいかがでしたでしょうか?
ウェットマーケットは12時を超えると、ほとんどのものが売り切れていて閉まっているお店も多いので、是非午前中に行ってみて下さいね。
安全に楽しむために最低限注意することは忘れずに、旅行でいらっしゃった皆さんも、フィリピンに住んでいて日常使いの皆さんも、良いお買い物を!




コメント
鶏肉コーナー忘れてますよ。鳥モモをボーンレスで買えるので重宝しています。
コメントありがとうございます!お肉のコーナーはちょっと苦手なもので素通りしていたので、情報嬉しいです!
鶏肉コーナーは鮮魚コーナーの先にあります。モールに比べて臭みがなくて重宝します。鳥ももはその場で骨を取ってくれますが、圧巻のスピードです。
臭みがないのは最高ですね!貴重な情報本当にありがとうございます!記事に追記させていただきます!!