マニラ在住のまめかです。
先日、シキホール島に旅行してきました。
私は『マニラ→ドゥマゲテ→シキホール島』というルートで行きました。ドゥマゲテからシキホールへはフェリーを利用します。この記事では、日本人旅行者の利用率ナンバーワンと言われている「Ocean Jet(オーシャンジェット)」、更には私が実際に利用したフェリー「ALESON(アレソン)」をメインにチケット購入方法や、スケジュール、価格、フェリーに乗船した感想などを中心にシキホールへの行き方を紹介します。
シキホール島への旅行を検討しているけれど、「ドゥマゲテ経由かそれともセブ経由のどちらのルートで行こうか?フェリー会社はどこにしようか?」と迷われている方に向けた記事となっています。
更に私はこれまで船にのるたびに散々やらかしまくっている(特に波が荒れている日とかでなくても…同じ船に乗ってる子供も含め全員なんてことないのに…)レベルのかなり船酔いしやすいタイプなので、私と同じように「船酔いしやすい…」「船酔い恐怖症…」「自分は大丈夫だけど酔いやすい家族がいて心配…」という人は特に参考になるかと思います。
シキホール島への行き方:ドゥマゲテ~シキホール
私が今回の旅で実践した行き方です。
「マニラ→ドゥマゲテ→シキホール」のルートで行きました。
行き方は下記の通りです。
②ドゥマゲテ空港からトライシクルに乗ってドゥマゲテ港(フェリー乗り場)まで約10-15分。
③ドゥマゲテ港からフェリーでシキホール港まで約50分~2時間(フェリー各社によって)。
フェリー① Ocean Jet(オーシャンジェット)
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所要時間が約50分と最も早い高速フェリーで、唯一ネット上で事前チケット購入ができます。その「快適さ・利便さ」ゆえ、もっとも多くの日本人旅行者が利用しているフェリーです。
ただ、2022年11月現在、1日の便数が2本のみと少ないので、スケジュール的に他社のほうが良い場合も高確率であるかと思います。
運航スケジュール(2022年11月1日時点)
※突然変更になる可能性もあります
ドゥマゲテ→シキホール | シキホール→ドゥマゲテ |
7:20発 | 6:00発 |
19:10発 | 18:00発 |
所要時間
約50分(最速)
運賃(チケット代)
オープンエア502ペソ ツーリストクラス552ペソ ビジネスクラス765ペソ
購入方法
唯一事前にネットでチケット購入できるフェリーです。乗車当日に乗り場付近にあるチケットショップでも購入可能ですが、購入前に並ぶ必要があったり、希望の便がすでに満席な可能性もありますので、せっかくオーシャンジェットで行くなら、事前にWEBで購入しておくことを強くおすすめします。
購入先☟
最新情報および連絡先
最新情報や詳細は下記より直接お問い合わせやご確認ください。
フェリー② Aleson Shipping(アレソン・シッピング)
車やバイクなども運ぶスペースがあるくらい大きめのフェリーです。そのため揺れにくく船酔いしやすい人には安心感があります。
運航スケジュール(2022年11月1日時点)
※突然変更になる可能性もあります
ドゥマゲテ→シキホール | シキホール→ドゥマゲテ |
8:00発 | 6:00発 |
10:00発 | 13:30発 |
18:00発 | 18:00発 |
所要時間
約90分
運賃(チケット代)
120ペソ~200ペソ
購入方法
乗車当日に乗り場付近にあるチケットショップで購入します。
最新情報および連絡先
最新情報や詳細は下記より直接お問い合わせやご確認ください。
メールアドレス:alesonzam@yahoo.com
公式HP:http://aleson-shipping.com/
Facebook:https://www.facebook.com/alesonshippinglines/
シキホール島への行き方:セブ~シキホール
私は利用していませんが、調べたところ、セブのPier1から出発してボホール島のタグビラランで乗り継いでシキホール島へ行きます。
運賃は765ペソ、4時間くらいの所要時間です。
オーシャンジェットのフェリーで行けるので、下記より事前予約できます☟
ドゥマゲテからアレソンフェリーで行くことをを選んだ理由
なぜドゥマゲテ経由を選択?
前述したとおり私が住んでいるマニラからシキホールに行くには、ドゥマゲテ経由とセブ経由の2つの方法があります。
マニラからドゥマゲテ、マニラからセブはそれぞれ飛行機で行きますが、飛行時間はどちらも約1時間半で航空券はセブのほうがドゥマゲテよりも常に安いです。
どちら経由で行ったとしてもフェリー代はそこまで差がつきませんので、費用的にみるとセブのほうが交通費が節約でき安く行けます。
航空券の検索は☟
しかもなんとなくですが、日本にいるときは知らかなった「ドゥマゲテ」という場所にいくより、たいしてフィリピンのことを知らなかった私でも知っている有名リゾート地?「セブ島」にどうせだったら行ってみたい!と思っていました。
だが、しかし…!
ここで私特有?であり、且つ決して無視できないポイントが…
「私、、、超絶酔いやすいのです…」
小型ボートなんか乗った日にはかなりの確率で、、、やらか・・・(以下自粛・・)。
という私にとって、優先順位が問答無用で1位になってしまうのが、「いかに船酔いを回避できるか」ということ。
簡単な話、できる限りフェリーに乗っている時間を短くしたいのです(小型なフェリーなら尚更)。
ドゥマゲテからだったら、フェリーに乗っている時間は50分~1時間半程度。一方セブからの場合、フェリーの滞在時間はその倍以上。。
これは、酔いやすい私にとって、迷うわけがありません。ドゥマゲテ一択です。「セブのほうが安い」とか「セブのほうが有名だしどうせ経由するなら行ってみたい!」という気持ちは一瞬で消えました。
なぜAleson Shipping(アレソン・シッピング)を選択?
日本人旅行者のどのブログやSNSをみても、ほとんどの人が「Ocean Jet(オーシャンジェット)一択!!」とおっしゃっていたので一番最初に興味をもったのは、オーシャンジェット。
調べてみると、乗船時間が50分と最短最速フェリーだし(船酔い回避にフェリーに乗っている時間の長さは重要なポイント!)、唯一事前にネットでチケット購入できるということで、他のフェリーに比べて3倍近くチケット費用がかかるものの、これは確かにオーシャンジェット一択だわ!と思い、事前購入するところまですすんだのですが…
いざチケット購入画面にすすんでみると、想定していたより運行本数が少なく、スケジュールが合わなかったので断念。
#シキホール島 はドゥマゲテからフェリーで行く予定で、事前予約できて高速のオーシャンジェットで行く気満々だったのに…
予約サイト見たら、朝一と夕方の1日2便に減ってた😂コロナ禍で変更してるのかなぁ😂時間的に無理だ😥
他のフェリーチケットを当日現地購入するしか!空席ありますように…!
— まめか@マニラ🇵🇭 (@mamekatayori) October 26, 2022
そんなこんなで当初はオーシャンジェット希望だったものの、仕方なく他のフェリーについて調べてみました。
「くそーオーシャンジェットなら50分間耐えればよかったのに、他のフェリーだと90分はかかりそう、、、船酔い怖すぎ、、、嫌だなぁ」
なんて思っていましたが、よくよく調べてみると、私にとってはオーシャンジェットじゃなくてむしろ良かったことが判明。
それは、フェリーのサイズです。
船酔い回避で所要時間に目がいってしまっていましたが、そもそも船酔いしにくい船という意味でフェリーの大きさを気にすることを忘れていました。
そこで改めて「フェリーの大きさ」の観点でみてみると、オーシャンジェットは小型、対してAleson(アレソン)やMonte Negro(モンテネグロ)は車やバイクも入れるスペースがある大きめの船で揺れにくく安定していることがわかりました。
ということで、私の第一希望はAleson(アレソン)とMonte Negro(モンテネグロ)に変更。今回はたまたまスケジュール的にアレソンのほうが良かったのでアレソンにしましたが、モンテネグロでも両者どちらでも良かったです。
いざ!シキホール島へ!実際に利用した交通レビュー!
さて、ここからは実際に私が体験したことを順番に紹介&レビューしていきます。
トライシクルでドゥマゲテ空港からフェリー乗り場へ
マニラ空港(ニノイアキノ空港)から飛行機で約1時間半のって、ドゥマゲテ空港に到着し、空港出口からドゥマゲテ港までのトライシクルの確保へ。
マニラ空港で搭乗前に食べたのはこちら☟

Grabでトライシクルもあったので、試してみたところ一応少しは数がありそうなものの「只今混みあっています。確保に時間がかかります。」というようなメッセージが出て、なかなかつかまりませんでした。ちなみにGrabでトライシクルでは価格は80ペソとなっていました。
ずーっと待っていたらもしかしたら奇跡的にGrabトライシクルも捕まったかもしれませんが、私達はネットで事前購入できるオーシャンジェットではなく、当日チケットショップで購入しないといけないフェリーだったため、時間を優先して、空港の外に待機していたトライシクルに乗りました。
空港から乗ったトライシクルは200ペソ。Grabトライシクルの価格80ペソを見てしまったあとだったので、「えー高くない?」と思い、物は試しに交渉もしてみましたが値下げは不可だったので、200ペソで港まで行きました。空港から港はトライシクルで10-15分くらいでした。
フェリーのチケット購入
港のゲートに向かって歩くと、各フェリー会社のチケット売り場があり、それぞれ列ができているので希望のフェリー会社の列に並びひたすら待ちます。
この日は台風がきていたタイミングだったため、本来予定していた日のフェリーは全フェリー会社のすべての時間帯のフェリーが欠航となり、急遽ドゥマゲテに1泊して翌日の便で行くことになりました。
フェリー乗り場に近くで急遽宿泊することにしたドゥマゲテのホテルはこちら☟

そんな状態なので、翌日のフェリーチケット売り場は普段以上に大行列でしたが、なんとかAleson Shipping(アレソン・シッピング)のチケットを購入。Monte Negro(モンテネグロ)でもよかったのですが、チケット購入で並んでいる列がモンテネグロのほうが長かったので、それに比べて短かったAleson Shipping(アレソン・シッピング)に狙いを定め購入にいたりました。
ちなみにその日の朝の便、アレソンやモンテネグロは運航していましたが、オーシャンジェットは欠航だったようです。オーシャンジェットはアレソンやモンテネグロに比べて小型なので、より波の影響を受けやすく、天候が微妙な時は欠航になりやすいとのことでした。
チケット購入時には、購入する人全員分の身分証明書の提示が必要です。
Aleson Shipping(アレソン・シッピング)で船の旅
フェリーの時間の1時間前までに乗り場に来てくださいと言われます。
乗り場に行くと、建物に入る前にターミナルフィーを支払います。
金額は忘れてしまいましたが恐らく1人15ペソ程度だったかと思います。
その後、簡単に手荷物検査があり、ターミナルへと入れます。
フェリーの準備が整い次第、ターミナルで「アレソンフェリーの人、船に乗ってくださいー!」という風にアナウンスされたら、各自フェリーに乗り込みます。
フェリーの中はこんな感じ。まぁ普通です。
中のほうが人気っぽいけれど、船酔いが不安な人におすすめなのが、圧倒的に外のデッキ。
中は空気がこもっている感じがあったので、外の空気を浴び、運行中は風を感じて、すっきりします。
どきどきしながらフェリーに乗り込んだ私。
事前にしっかりと船酔い対策目的で購入したメントスとガムをお守り代わりに手荷物に。
酔う前に口にいれておき、これで大丈夫!と暗示をかけ…(笑)
結果…
アレソンは船酔いすぐする私もまったく問題なし!揺れない!
一回も気持ち悪いー。。となることなく、快適な海の旅でした。
行きでその安心感を得た私は帰りもアレソンのフェリーを購入し、帰りにフェリーに乗り込むときは心配なんてなし、ルンルンで乗船しました(笑)
行きと帰りのフェリー、種類が違うようで、帰りのほうが一回り小さいサイズのようでしたが、こちらも問題なかったです。
最後に
シキホール島への行き方は参考になりましたでしょうか?
船酔いしやすい人目線のレビューになりますので、同じような不安を抱えている人の参考になれば嬉しいです。
船酔いが怖い人はドゥマゲテ経由で「Aleson(アレソン)」か「Monte Negro(モンテネグロ)」が断トツにおすすめです。その際チケットは事前購入できませんので、フライトスケジュールなど少し余裕をもって計画することをおすすめします。
船酔いにそこまで不安がなく移動時間を短く行きたい方は、最短でシキホールに行けて、チケット売り場に並ぶ必要のないドゥマゲテ経由の「オーシャンジェット」がおすすめです。
船酔いに不安がなく一番安く、そしてセブ島も楽しみたい方は、セブ島からオーシャンジェットのコースがおすすめです。
ご自身にぴったりあうコースでシキホール島へ快適に行きましょう。
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